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アフリカの未電化人口

6億人

2019年時点のアフリカの人口は 13億人。世界人口77億人の8%を占めています。2050年にはアフリカの人口は21億人にまで増加し、世界の4人に1人がアフリカ人になると言われています。

国土は日本の 64倍という広大な土地に、54カ国の国が存在していますが、特にサハラ砂漠より南に位置するサブ・サハラ地域の49カ国には未電化地域が多く、現在でも6億人が電気のない生活をしています。これは、世界の未電化人口10億人の 6割に相当します。(JICA/経済産業省・資源エネルギー庁)

アフリカの大地は広大です。人口が増えたとしても電気が満遍なく行き渡るには、資金やメンテナンス、技術レベルや紛争での機器損傷など、まだまだ課題が多く従来の送電式電化(ナショナル・グリッド)を進めることが難しい状況です。

現在の低い電化率に急速な人口増加が加わることで、長期的に見てもアフリカ、特にサブ・サハラの未電化地域を大幅に減らすことは難しく、今後2050年になっても4.5億人が電気のない生活になるのではと予測されています。(アフリカ開発銀行)

そんな中、アフリカは着実にその経済の成長を高めてきています。アフリカはその国数の多さから、自由貿易や関税同盟を結ぶ、地域共同体が多数存在します。GDP成長率はサブ・サハラ地域で3.5%、ECOWASと呼ばれる西アフリカ諸国経済共同体においては、6〜7%という高い成長率を保持しており、多くのスタートアップも生まれてます。​この二面性がアフリカの最大の魅力であり、チャンスでもあります。

TUMIQUI Projectがターゲットとする西アフリカ・セネガルは、このECOWAS圏にあります。われわれは、人口増加を見据えた持続性のある事業を進めています。

コートジボワールにあるアフリカ開発銀行本部
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TUMIQUIのランプの明かり。Niague診療所にて。
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セネガルの首都ダカールにあるブレーズ・ジャーニュ空港
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​セネガルにある、経済特区工場地帯
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